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パートナースクール認定講師
京都府の大島敬子さんの活動報告です
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【講師資格を活かせた活動報告】
息子が通う中学校で今年度PTA 本部役員をさせて頂いている関係で
親の学びを主旨とする区内各校代表保護者による参加企画のひとつの講座で朗読講座講師をさせて頂きました
講師資格を活かせた今回の貴重な経験が少しでも朗読普及のきっかけやお役に立てればと思い以下ご報告いたします
講座の内容としては
・発声トレーニングでストレス発散効果が期待される
・朗読作品との出合いで心が豊かになる
という点に着目し
受講するお母さん方が
体験することで
気持ちが前向きになり
体験を話題にすることで
子育てにもよい影響がもたらされたらいいなと思い準備させて頂きました
以下は今回の講座の流れとなります
(参加者9名・講座時間 1時間半)
※尚今回参加して頂いた方の内１名を除いて他全員が声に関わる表現活動やレッスン未経験者で
PTA でたまたま受講できる機会があるから参加して下さった方々でした
①腹式呼吸をイメージした深呼吸を含む呼吸法
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②日本朗読協会基礎テキストを使って発声滑舌トレーニング
※学校相場の講師料を頂け予算がありましたので参加人数分のテキストを発注しました
※外郎売は歌舞伎の市川家の話題も交え親近感を持ってもらいました
↓
③３作品の朗読
・宮沢賢治 雨ニモマケズ
・山本純子 鉄棒
※山本先生ご本人承諾ok
・高村光太郎 樹下の二人
最初に雨ニモマケズを普通にリレー朗読したものを録音し
次に
・朗読のポイント(「気」について)
・雨ニモマケズの又吉直樹さんのエピソード
・お腹に力を入れて声を出すこと
をお話しし
意識や気持ちを上げた状態で再度リレー朗読と録音をして
１回目と２回目を聴き比べました
意識を上げた時の聞こえかたの変化を確かめることができました
山本純子先生の鉄棒に関しては
まず山本先生の案内として
・高校の教諭をされていた
・上梓された詩集で賞をとられている
・京都市立堀川音楽高校の校歌作詞者
をお伝えし
鉄棒を何周かリレー朗読したあと
１人づつ全文を朗読してもらいました
その際各自スマホのボイスレコーダーに録音もして頂きました
この鉄棒という詩は子育てや自分自身の経験に重ねて勇気づけられ救われる作品になったらとの思いでセレクトしましたが
受講された方の感想を聞いてその思いが伝わったことがわかりました
最後に高村光太郎の樹下の二人を皆でリレー朗読しました
高村光太郎さんと智恵子さん夫婦の愛の形にも注目して読み解くことで
朗読を深めることができました
最後に参加者皆様の温かいお言葉と感想を頂き
中には作品と参加者の偶然の縁やつながりが発覚したお話しが出たり
まさに講座で起こる予想外のミラクルも体感しました
受講された方々から私のほうが沢山学ばせて頂きました
・マスクを外して表情を見ながらも受けてみたい
・子どもへの読み聞かせや本との関わりについて再度考えるきっかけになった
・今日を機にまた家でも子どもに読み聞かせしたい
・読み聞かせボランティアをはじめたばかりだから自信がついた
・素晴らしい講座で高尚な時間だった
・普段本を読まないので世界を広げてくれてありがとうございました
・本が好きだけど今回朗読した作者の違う作品も読みたくなった
・推理小説ばかり読んできたけど詩や文学作品も読んでみたくなった
・昔読んだ時は響かなかったけどこんなに素敵な作品だったとは！(樹下の二人)
・学生時代に打ち込んだ演劇を思い出させてもらった
など参加者皆様から頂いた感想は宝物です
これからも出会いに感謝しながら
沢山の方々に朗読の楽しさを広げられるよう邁進します
以上
朗読講師資格を活かせた活動の報告でした
2023年１月
大島敬子
