『第4回朗読だいすきコンクールin三重』の報告を致します。
平成28年12月3日(土)三重県四日市市総合会館8階視聴覚室にて
『第4回朗読だいすきコンクール』が開催されました。
全国から41名の応募をいただき、午前中に予選審査を行い本選に進む
個人部門15名が選出されました。
『第4回朗読だいすきコンクールin三重』審査結果
●個人部門
1位 村山 結香さん(東京)
2位 柳本 宗春さん(静岡)
3位 粥川 明子さん(三重)
会場審査賞 柳本 宗春さん(静岡)
●ツイン部門
1位 上田 佳奈美さん・上田 望愛さん(大阪)
2位 山本 有実子さん・山本 幸來さん(三重)
3位 長野 明日香さん・長野 颯太朗さん(愛知)
会場審査賞 山本有実子さん ・山本 幸來さん(三重)
個人部門1位 東京から参加された 村山 結香さん
このたびは貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
参加者の皆様の朗読を拝聴し、同じ作品でも読む人によって全く違う物語になるのだなぁ、と改めて思いました。こんな表現もあったのかとはっとさせられることも多く、大変勉強になりました。
今回の課題作品『海』は、私にとってとても思い入れのある作品です。私は太宰治と同じく青森県の出身なのですが、『海』を朗読するにあたり、先日帰省した時に五能線に乗って『海』の風景を追いかけてみました。作品中の一家も見たであろう風景はとても壮大で美しかったです。その時の感動を心に浮かべながら朗読をしたので、聴いてくださった皆様に少しでも伝わったのなら嬉しいです。
今後も朗読で誰かの心を振り向かせられるよう、精進してまいります。本当にありがとうございました。
村山 結香
ツイン部門1位 大阪から参加された 上田 佳奈美さん・望愛さん
日本朗読協会の原田樣 、スタッフの皆様 この度は第4回朗読だいすきコンクールを開催して下さいまして、誠に有難うございます。親子でチャレンジ致しました「ツイン部門」にて 1位を受賞出来ました事を本当に嬉しく思います。
昨年もそうでしたが、娘は 学業、部活、習い事など、時間に追われる毎日で、一緒に、じっくりと朗読の練習する時間は なかなか とれませんでした。が、そんな中をなんとか 少しずつ練習をして、当日を迎えました。数年前までは、一番の泣き虫で いちばん小さかった娘も 今は私と同じ背丈。二人 横に並んで新美南吉の「でんでんむし」を 朗読出来ました事は、本当に幸せで、有り難い思いで いっぱいです。これからも 「心に届く」ように思案しながら前向きに取り組んで行きたいと思います。
来年は東京開催。貴会のますますのご発展をお祈りいたします。有難うございました。
上田 佳奈美・望愛
ゲスト朗読
『第3回朗読コンクールin京都』個人部門1位 町村 千絵さん
夏目漱石 作 夢十夜 の朗読
●表彰式の様子
●参加者の感想より
・この協会の『朗読がだいすき』というその気持ちを大切に運営されているところが好きです。今後の益々の発展をお祈りします。
・皆さんの朗読を聞き大変勉強になりました。
・皆さんのレベルの高さにおどろきました。